桜は桜

桜の盛りには寒かったり、雨だったり、スケッチしたかったけれどいつものスケッチ道具を置いてきてしまったり、描けずに過ごしてしまった言い訳ばかりの今年の花見シーズン。やっつけでそれでも描いてみた善光寺(表参道、東京)での鉛筆、色鉛筆と万年筆画。




そして、すっかり花が終わって、新緑が出はじめた頃の桜は花の軸の赤と葉の黄緑が混ざり、どんよりと薄汚れた混色に見え、なんとも絵にはされずらい、どちらかというと不人気な、中途半な瞬間の状態だけれども・・・あれだけ見事だ綺麗だと見上げられた同じ花が散ると掃除が大変な厄介者のように見られるとは。花が咲き、散る時、ふと思う、自分は花なら今どの瞬間?と。
しかし、どのステージであれ、桜は桜。花咲き、新緑になり、紅葉し、葉が落ち、また次の年蕾をつけ、常に新しい姿を披露してくれる愛すべき日本人には最もポピュラーな花。

桜並木の川べり(神奈川)




駅前の桜並木(神奈川)


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